29日は午前中、友人と江戸東京博物館 特別展の
「
五百羅漢」へ行ってきました

幕末の知られざる絵師、狩野一信が、
約10年をかけて描いた「五百羅漢図」。
この増上寺秘蔵の仏画は、寺外で展示される機会はありませんでしたが
今回公開されると聞き、
こんな機会はめったにないと思い、連れていってもらいました。
羅漢たちの修行や日常の姿、衆生を救済する様子を鮮やかな色彩で描いた全100幅
素晴らしく圧巻でした

明治初期の 廃仏毀釈や
第二次世界大戦中の空襲などの苦難を乗り越えて、大切に守られてきた秘蔵の仏画を
見られてよかった~

ちょっと興奮してしまいました。
80幅くらいからかな?
重い病のせいかそれまでの一信の描く作品とは変わり、
勢いがなくなっていきましたが、
当時の背景を連想させるようで、身近に感じられました。
是非貴重な展示をご覧くださいませ。
開催期間:平成23年4月29日(金・祝)~7月3日(日)
開催場所:江戸東京博物館 1階 展示室